お知らせ

年末年始における労働災害防止対策の徹底について

2023.12.07

年末年始における労働災害防止対策の徹底について

愛媛労働局長から、「年末年始における労働災害防止対策の徹底について」と題して、各業種での実施事項及び労働災害発生状況等の関係資料が示され、会員の皆様に周知して年末年始の労働災害防止を徹底するよう要請がありました。

愛媛労働局では「愛媛第14次労働災害防止計画(令和5~9年)」をスタートさせ、以下を目標としています。
①年間の労働災害による死亡者を過去最少となる7名以下にすること
②年間の休業4日以上の死傷災害(除くコロナ)を、令和4年の1,517人から5%以上削減(1,441人以下)とすること

しかし、本年10月末現在、死亡者数は10人と前年同期比で1人増加しています。建設業が5名で、うち4名が墜落・転落により死亡しており一層の取組が必要となっています。
また、死傷者数(除くコロナ)は1,202人と、前年同期比で79人の増加となっていますが、製造業(35人増)、林業(25人増)、道路貨物運送業(13人増)、社会福祉施設(13人増)では大幅に増加しており、これら業種での対策の強化が必要とされています。

年末年始の慌ただしい状況下での作業や、非定常作業が多くなるほか、物流の増加等により労働災害の危険が増すことから、中災防主唱の「年末年始無災害運動」も踏まえて、徹底すべき事項(「要請文書」をご参照ください。)として基本対策や重点対策が示されています。
各種対策をご確認いただき、年末年始における労働災害の防止に万全を期してください。

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