お知らせ

年末年始における労働災害防止対策の徹底について

2024.12.03

愛媛労働局長から要請がありました

愛媛労働局長から、令和6年11月28日付で「年末年始における労働災害防止対策の徹底について」と題して、労働災害発生状況等の関係資料が示され、会員の皆様に周知して年末年始の労働災害防止を徹底するよう要請がありました。

愛媛労働局では「愛媛第14次労働災害防止計画(令和5~9年)」で、以下を目標として取り組んでいます。
①年間の労働災害による死亡者を過去最少となる7名以下にすること
②年間の休業4日以上の死傷災害(除くコロナ)を、令和4年の1,517人から5%以上削減(1,441人以下)とすること

しかし、14次防の2年目となる本年11月14日現在の死亡者数は10人と極めて憂慮すべき事態です。
また、死傷者数(除くコロナ)は1,179人と、前年同期比で23人の減少となっていますが、小売業(13人増)、社会福祉施設(16人増)、飲食店(10人増)等、第三次産業の多くが増加傾向にあり、被災者の半数以上(666人)は50歳以上の高年齢労働者で占められています。

年末年始の慌ただしい状況下での作業や、設備等の清掃、点検、修理、停止や立ち上げ等の非定常作業が多くなるほか、物流の増加等に伴う交通・荷役作業時の労働災害の危険が増し、多忙による焦りや疲労からミスやエラーが起こりやすくなります。
そのような状況下、愛媛労働局長から、12月1日から1月15日までの年末年始の期間中、中災防主唱の「年末年始無災害運動」も踏まえて、徹底すべき事項として基本対策や重点対策が示され、会員事業場への周知により対策の徹底を図るよう要請がありました。
各種対策をご確認(「要請文書」参照)いただき、年末年始における労働災害の防止に万全を期していただきますようお願いいたします。

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