本年12月1日から令和3年1月15日まで、年末年始無災害運動が展開されています。
この運動は、働く人たちが年末年始を無事故で過ごし、明るい新年を迎えることができるようにという趣旨で、昭和46年から厚生労働省の後援のもと中央労働災害防止協会が主唱する運動で、本年で50回目を迎えました。
一年の締めくくりを笑顔で送り、災害のない明るい新年を迎えるために、「安全最優先」の考え方を基本に、あわただしい時期にこそ、作業前点検の実施、安全な作業方法の確認などを着実に実施しましょう。
令和2年11月27日付けをもって、愛媛労働局長から、年末・年始等における労働災害防止活動の徹底について、会員の皆様に周知するよう要請がありました。
要請では、年末・年始等の労働災害防止対策の対象期間を、12月1日から1月31日までと、年末年始無災害運動期間よりも長い期間を対象としています。
対策の内容は、全産業共通の重点対策として5項目の基本的実施事項を、業種横断的な対策として高年齢労働者、転倒災害防止、交通労働災害防止、腰痛予防の4対策をあげています。
また、愛媛第13次労働災害防止計画の中で、重点業種としている製造業、建設業、道路貨物運送業、林業、第三次産業(小売業、社会福祉施設、飲食店)については、業種の特性に応じた対策を掲げて、徹底を求めています。
労働災害防止活動は、年末・年始等に限ったことではありませんが、なにかと慌ただしく、気ぜわしいこの時期、もう一度「安全衛生管理」を見直し、漏れや綻びが生じていないかどうか点検する機会にしてください。
年末・年始等における労働災害防止対策の徹底について(PDF 244.0 KB)
労働災害発生状況等関係資料(PDF 995.0 KB)