「STOP！熱中症　クールワークキャンペーン」の実施について

令和７年「STOP！熱中症　クールワークキャンペン」

　愛媛労働局によりますと、全国の昨年１年間の職場における熱中症の発生状況は、死亡を含む休業４日以上の死傷者数は1,195 人、うち死亡者数は30 人となっています。
　業種別にみると、建設業216 件、製造業227 件となっており、死傷者数については、全体の約４割が建設業と製造業で発生しています。　
　また、死亡者数は、建設業が８件と最も多く、製造業及び運送業が６件と同数で続きます。
　死亡災害の多くの事例で暑さ指数（WBGT）を把握せず、熱中症の発症時・緊急時の措置の確認・周知の実施が確認できず、また、糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病や所見を有している事例も見られ、医師等の意見を踏まえた配慮がなされていなかった事例もありました。
　厚生労働省、愛媛労働局では、令和７年の本キャンペーンを、令和７年「STOP！熱中症クールワークキャンペーン」実施要綱のとおり実施することとしています。

　当協会でも、愛媛労働局の要請に基づいて、本キャンペーンの周知、関係情報の提供、熱中症予防対策への支援に努めてまいります。
　なお、令和７年６月から法令で義務付けられる熱中症予防対策につきましては、詳細な情報が入りましたら別途お知らせいたします。

それぞれの取組み
厚労省、愛媛労働局・・実施要綱の７(１)の事項を実施
愛媛労働基準協会・・・実施要綱の７(２)の事項を推進
事業者の皆様・・・・・実施要綱の９(重点実施事項)、１０(詳細実施事項)を実施してください。

令和７年「STOP！熱中症クールワークキャンペーン」実施要綱

令和７年「STOP！熱中症クールワークキャンペーン」リーフレット

令和６年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況（１月７日現在の速報値）